ひとりごと。

根暗人間が自分を好きになるための試行錯誤の日々。。

やるべきことをやりたくないとき

「ああ、あれをやらなくちゃ・・・」と思っていても、めんどくさくて後回しにしてしまうことは、誰にでも経験があることだと思います。

 

これをやらないと、あとで困るのはわかっているんだけど・・・・めんどくさくてやりたくないから、やらなくていいやと私自身、よく思ってしまいます。

 

しかし、これを繰り返すと、あとで本当に困る瞬間が訪れます。

 

例えば、洗濯。洗濯がめんどくさいと後回しにしてしまうと、どんどん着る服がなくなります。洗濯を後回しにすることで、数日後の自分が、「着る服がない」と困った状態になります。つまり、洗濯をしないという行動をし続けることで、数日後の近い将来の自分が困る状態を作り出してしまいます。

 

何かの行動をすることで、結果が出る。その結果が少し先の将来の自分に多少なりとも影響を及ぼす。それと同じことが、「何かをやらない」という選択をすることで起こるのです。

 

何かをやらないことで、少し先の自分が今の状態と変わらないということはありません。やらないという選択も、少し先の自分に影響を与えるのです。

 

 

私達の日常の多くのことは、行動することで得られる結果がある程度予測できます。おそらく、わたしたちは、何かをする前に、その行動によって得られる結果をある程度予測しています。そして、その予測した結果が自分にとってメリットであると判断すると、その行動をする場合が多いと思います。逆に、結果が悪くなると予想すれば、「その行動をしない」という選択を取ることが多いのではないでしょうか。

 

それと同様に、「何かをしたくない」と思ったとき、その何かをしないことによって、少し先の自分の状態が今の自分の状態よりも悪くならないのかを考えることが多いと思います。その行動をしなくても、今の自分の状態より悪くならないと判断すれば、行動しないという選択を取ることは往々にしてあり得ます。

 

もちろん、悪くならなければやらなくても問題ありませんが、やらないことによって状況が悪くなるということは多々起こります。それを自覚していても、どうしてもめんどくささが勝ってしまうこともあるのではないでしょうか。

 

その状態が、「やらなきゃいけないとわかっているのにできない」ということです。

 

つまり、やらないと少し先の自分の状況が悪くなるとわかっていても、今の自分が不快だからやらない、という選択をしてしまうのです。少し先の自分よりも、今の自分の快・不快で行動するかしないかを決めてしまうということです。

 

 

身近な例で言うと、掃除などが当てはまります。掃除をすれば、綺麗な状態を保てます。しかし、掃除をしなければ、どんどん汚くなります。部屋は心の状態を表すと言いますが、汚くなることで、無意識のうちに、自分の精神状態にも悪影響を及ぼすこともあります。

 

逆に言えば、やらなきゃいけないことをやりたい場合、行動したことで得られる、少し先の自分の状態を少しポジティブに考えることで、今の自分の快・不快を抑えられるのではないでしょうか。

 

その際、その少し先の状態を、自分が「こうなったらいいな」とワクワクするような想像をするのが一番いいと思います。