ひとりごと。

根暗人間が自分を好きになるための試行錯誤の日々。。

口癖に気をつけるようになったら、行動が増えた話

皆さんは、自分の口癖を、日常生活の中で意識することがあるでしょうか?


わたしは、今まで特段意識したことがありませんでした。

人と会話する時は、話す内容に意識が向き、言いたい事を伝え終わっても、次の相手の言葉を理解するのであったり、次に自分が何を話すのかを考える事に意識を向けていました。

接続詞などの細かい表現にまでは、気が向かないタイプです。


しかし、ある時知人から、「人間関係に悩んでいるのであれば、口癖は気をつけたほうがいい。」と言われた事がありました。

その時は、人間関係に悩んでどうしていいか分からない状態でしたので、藁にも縋る思いで、そのアドバイスを実行する事にしました。それから自分自身の口癖を意識するようになりました。


すると、次のことに気がつきました。

  1. 人と話す時、『でも~』や『だって~』といった、ネガティブな言葉を頻繁に使っていた
  2. 頭の中でも上記のようなネガティブな言葉を口癖で使っていた


1の場合、人に対して上記のネガティブな言葉を使います。

その場合、相手の話や相手の意見を否定していることになります。人によって捉え方は様々ですが、この言葉を頻繁に使うと、「あの人は人の話を聞かない」と思われ、人間関係が円滑に行かなくなってしまうこともあります。


2の場合は、自分に向けて発せられます。

すると何が起こるかというと、わたしの場合は頭の中に自然と浮かび上がってきた「◯◯がしたい」という言葉を、「でも~」という言葉で無意識に否定してしまうことをしていたことに気がつきました。

そうすると、言い訳をするようになるのです。無意識のうちに、自動的に、自分が何かをやりたいという想いに対し、やらない言い訳を作って行動に移さないということを繰り返していました。


何が怖いって、全ては長年の習慣で、無意識にやっていたのです。自分が気がつかない内に、他人の意見を否定していた、または行動しない言い訳を探していた、これらを全て、わたしが自分の頭で考えることなく、無意識にしていました。


その事に気がついてから、言い訳をしそうになったり、他人の意見を否定していると捉えられるような言葉を使いそうになった時は、言葉を切ることを意識しています。


人間関係の方にはまだ効果は出てませんが、わたし自身に関しては、言い訳をすることが減り、行動することが増えてきました。


人間関係に行き詰まっていたり、閉塞感を感じている方は、ご自身の口癖を意識してみるのはいかがでしょうか。